かをる育成プロジェクト

~✨パニック障害を持ったかをるの日々の成長物語✨~

パニック障害発症

自己紹介にも一部書きましたが、この障害を持ったのは19歳の頃でした。

発症のキッカケとなったのは友達の運転手する車でした。

当時学生だった私は毎日電車通学をしており、家から駅までは自転車を使い、電車に乗った後は学校まで歩いて通っておりました。

通っていた学校は自動車関係で、その為車好きばかりが集まっており、学生ながら車を所有している子が多かったです。

学校が終わった後も駅まで歩いていたのですが、時々友達が車で送ってくれることもあり、人の運転で車に乗る機会も多かったです。

ある日の休日、同じ学校の友達とドライブをしていた時の事でした。

まだ免許を持っていなかった私はいつものように助手席に座り、外の景色を眺めいたところ、車が点々と走っている細道の中を急に友達が勢い良く走り始め 、それはもうゲームの世界かのように空いている隙間を縫うように走り、それに怯えた私は軽く過呼吸になっていました。

車好きの学校とあってやはり中には運転席に座ると人が変わる子も多く、それ以来私は人の運転にすごく敏感に反応するようになってしまいました。

そして、その時体験した過呼吸が引き金となったのか、恐怖は色々な場面に伝染していき私の生活範囲を脅かしていくことになりました。