自信
自信が無い人が自信をつけようとして、やってしまう逆効果な行動と、それを改善するための行動について。
まず、鬱や不安障害の人達を集めて、二つのグループに分かれて行われた実験について、改善の兆しが見込めたグループの内容。
一つ目:目標を自分中心に合わせて、自分が手に入れるものだけを考えて行動していくグループ。(これをセルフイメージゴールという)
二つ目:自分の利己的(自分の利益だけを追求すること)な行動を抑えて、他人への貢献を目標にし行動していくグループ。(これをコンパッションゴールという)
一つ目のグループでは、改善どころか人間関係にトラブルを起こす確率が高くなって、寧ろ症状が悪化してしまう事が分かった。
そして、二つ目のグループでは不安と鬱の症状が改善して、人間関係のトラブルを起こしづらくなる事が分かった。
これをまとめると、他人から認められようと頑張ったり、自分の欠点を直そうとして、自己目標を頑張ると不安や鬱が悪化してしまうので、
改善をしたいのなら他人への貢献を目標に行動していくと、人のためにもなるし、自分への為にもなる。
やはり人とは支えあっていかないと生きていけない生き物だと実感した。